モデルハウスとは、これから建てる新しい住宅の見本となるように、展示されている家のことです。
モデルハウスが集まった場所を、住宅展示場といいます。複数の会社のモデルハウスが集まっている場合は、効率よく見て周ることができます。総合住宅展示場ということもあります。
住宅展示場では、各社のモデルハウスを、比較しやすいというメリットがあります。
モデルハウスには、営業担当者が常駐している場合と、普段は誰も居ないけれど、連絡すると中を見せてくれる場合があります。
住宅展示場には、営業担当者が常駐しています。モデルハウスの一室を事務所としていることが多いです。本来、倉庫や寝室のスペースなどが、事務所となっています。
住宅展示場のモデルハウスは、各社の一番良い点をアピールしているため、間取りが広く、高いことが多いです。
それに対し、街中にあるモデルハウスは、展示した後には、実際に販売できるように建てられています。そのため、現実的な間取りや価格になっています。
自分が家を建てる時の参考になるのは、こちらのほうです。内装などは、ちょっとお洒落になっているので、坪単価は少し高めです。
でも、より具体的にイメージすることができます。
「この部分を省けば、少し安くなるな」とか、「この部分にはもう少しお金をかけよう」とかイメージできます。
街中にあるモデルハウスは、一般の住宅街に建てられているため、普段は鍵がかけられています。場所を探すのも難しいので、営業担当者に「見てみたい」と伝えると、案内してくれます。
何軒か見て周る時には、場所が点在しているため、移動に時間がかかることが難点です。
モデルハウスは、土日にはお客様が多いので混んでいます。営業担当者に詳しい説明を聞きたい場合は、平日のほうがおすすめです。
ただ、平日には休みのことがあるので、事前に確認してから行くと確実です。