物を8~9割捨てれば、家づくりのプランが、ガラッと変わるということです。
せめて半分以上捨てれば。
普通、家づくりを考える時には、
今住んでいる家(賃貸でも同じ)にある荷物が、収まるように計画してしまいがちです。
多少は捨てることを考えていたとしても、その割合は少ないはず。
人は思い出のあるものが捨てられないからです。
または、いつか使うだろうと考えている物は捨てられない。
心当たりはありませんか?
私も家を建てる時に、最初は荷物が収まる間取りを考えていました。
本がこれくらいあるから、本棚がいくつ必要だとか、
洋服の収納がこれくらいは必要だろうとか。
でも途中で、それは間違いだと気づきました。
荷物のほとんどを新しい家に持ち込もうとすると、
とんでもなくコストがかかることがわかったからです。
「今の荷物はコストに見合うほど価値はあるのか?」
と再度考えた抜いた結果、
9割以上の荷物は、捨てることにしました。
必要だと思っていた本棚や収納などが不要になると、
当然、コスト削減になるので、見積もりが安くなります。
この経験から、不用品、ガラクタはもちろん、
余計な荷物を処分すれば、家の間取りがかわる、
そしてプランが変わることを実感しました。
それにガラクタを捨てると、人生が変わるとか、好転すると言いますよね。
家の間取りを設計する前に、先に捨てることを考えてみてください。
住宅が完成してから後悔しても遅いですよ。