なぜなら、どんな家でも年数が経過すると、確実に劣化するからです。
家の屋根や外壁は、10年~15年以上すると補修が必要な場合があります。
ハウスメーカーが使用している材質によっても、状態がまったく違ってきます。
各社びっくりするほど違います。
家の中は見ることができなくても、外観だけは確認してください。
屋根の黒ズミや外壁の色あせ、外構のひび割れなど。
もちろん補修する前の状態です。
メンテナンス済みだと、違いがわかりません。
モデルハウスや、新築住宅の完成見学会では、新しい物件しか見ることができません。
新築の状態なら、各社の住宅を比較しても、外見はそれほど違いがありません。
でも10年以上も経過すると、かなり違いが出てきます。
新築の時は安くても、後々のメンテナンスまで考慮すると、逆に割高になることもあります。
少なくても30年、できれば50~60年くらいのスパンで考えるとよいでしょう。
大手ハウスメーカーでは、最近は50年以上持つと言っていますので。
それに長期優良住宅の流れもあり、家の寿命は延びる傾向にあります。
自社の住宅に自信があり、施主さんと良好な関係にある会社なら、見せてくれるかも知れません。
逆に新築後のサポートをしていなかったり、売りっぱなしの会社では、見せることができないでしょう。
だから判断の目安にもなります。