同じ部屋の広さでも、天井の高さによって、イメージがだいぶ変わります。
もし新築一戸建てで、天井の高さを迷っている時は、高くすることをおすすめします。
日本の新築住宅では、室内の天井高が、240cm~250cmが多いです。
中には260cm以上の物件もあります。
240cmから上は、少しの変化でも、部屋の広さの感じ方に大きく影響します。
天井の高さが5cm違うだけで、圧迫感がまるで違います。
10cmの差があれば、はっきり分かります。
ただ、個人の身長や、育った環境、感じ方にも差があります。
そのため、どの高さがいいのかは、一概には言えないところがあります。
私個人の意見としては、天井は高いほうが好きです。
できれば250cmは欲しいところです。
例えば、天井高が240cmで、室内の照明がシーリングライトのケースを考えてみましょう。
シーリングライトだと、照明器具の厚さがあるため、位置がさらに下にくるので、近すぎる感じがします。
最近は薄型のシーリングライトもあるので、気にならないという人もいるかもしれませんが。
光を天井や壁に当てる間接照明という手もあります。
また照明にダウンライトを使えば、天井の低さは、だいぶ解消されます。
でもダウンライトだけだと、部屋の明るさが足りないかもしれません。
私の感覚としては、天井高が240cmだと、一戸建て住宅でも、室内はマンションのようなイメージに感じます。
デザインによっては、都会的でオシャレな感じはしますが、一戸建てという感じではありません。
あくまで私の個人的なイメージです。
天井の高さは、実際にモデルハウスで比較してみるのが、一番確実です。
2階建て住宅の場合、1階の天井を高くして、2階は低くしている場合があります。
1軒で天井の高さを比較できるので便利です。
時間を開けると、イメージが薄れてしまうので、同じ建物か、隣同士で比較できれば最高です。
特に平屋の新築一戸建て住宅なら、天井は高めにしておいたほうがいいかも。