最低でも2社の見積もりは取ってください。
1社だけだと、比較する基準が無いので、高いのか安いのかわかりません。
それに1社だと、競争が無いので、安くなり難いです。
2社だと、お互いが競争して安くなることがあります。
例えばある地域で、大手のハウスメーカー2社が、ライバル関係にあるとします。
この2社は、顧客が両方に見積もりを取るケースが多いので、いつも最後には勝負になっています。
営業マンも競争相手が値下げしてくることを考えて、ギリギリの価格を出してくれます。
できれば地元の工務店も含めて、3社以上が良いでしょう。
地元の会社だと、大手ハウスメーカーに較べて、数百万円から1千万円くらい安くなる場合があります。
もちろん同じ材料を使うわけでは無いので、単純には比較できませんが。
でも大手ハウスメーカーや地元の工務店など、規模の違うところを含めることで、
家を安く作るのか、それともブランドや安心感、アフターサービスを重視するのか等、あなたの考えが、明確になってきます。
すると、
「少し高いのは分かっているけど、大手にしよう」
というような決断ができるようになります。
また、複数の会社に見積もりをお願いすることで、各社の設計の良いところがわかるメリットがあります。
見積もりを出すには、家の間取りなどのプラン(設計)が必要です。
各社良いところもあれば、悪いところもあります。
複数のプランを比較することで、問題点を解決するヒントになります。
つまり各社の良いところを取り入れることができるわけです。
間取りまでの設計や見積もりは、無料で相談に乗ってくれる会社もあります。
ただし会社によっては、有料の場合もあります。
本気で住宅を建てたいお客様だけに絞り込むためです。
見積もりまでが、無料なのか、有料なのか、事前に確認しておきましょう。
大手ハウスメーカーの場合は、間取りや見積もりまでは、無料でやってくれます。
これには敷地調査や地盤調査なども含まれています。
地盤の調査費用は、実際に契約した場合のみかかることもあります。